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【転職=悪じゃない!】ブラック施設から抜け出すためのマインド。

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介護業界にもブラック施設とホワイト施設が存在しますが、誰も望んでブラック施設に入社した訳ではありません。

しかし、入社後にブラック施設と判明した後も、なかなか辞められずにその施設で働き続けている人たちがいます。

そこで今回は、ブラック介護施設と理解しながら、なかなかその施設から抜け出せないでいる人へ、ブラック施設から抜け出すための方法と考え方と解説します。

ブラック施設とは

介護におけるブラック施設とは、長時間労働・給料及び残業代の不払いやハラスメントが横行しているコンプライアンス意識の低い介護施設のことです。

当サイトでは、ブラック施設に入社してしまった場合は、できる限り迅速に退職することを強くオススメしています。

ブラック施設の見極め方については、コチラの記事を参考にしてください。

ブラック施設から抜け出す唯一の方法

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ブラック施設から抜け出す方法はとてもシンプルです。

その方法は、その施設を辞めること。ただそれだけです。

それ以上でも以下でもありません。

あなたがブラック施設で働いていて、「もうきつい」「ブラックすぎる」と感じているのなら、早く転職すれば解決する話です。

しかし実情は、ブラック施設だと理解しつつ、そこで働き続ける人が非常に多いのです。

そうやってズルズルと働き続けた結果あなたは、”あの”なりたくなかったブラック介護士になってしまいます。

なぜさっさと転職できないのか

ではこのような人たちは、答えがわかっていながらどうして転職に踏み切れないのでしょうか。

それは、「転職=悪」だと思っているからでしょう。

「退職を切り出すことができない」

「上司に引き止められると断れない」

「辞めるなんて言える空気じゃない」

このような理由を口にする人もいますが、これらは根本的な理由ではありません。

「転職=悪」だと心のどこかで思っているから、堂々と退職を切り出せないし、上司に引き止められるとはっきり断れないし、空気のせいにして退職を先延ばしにしているのです。

「転職=善」のマインドが鍵

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このように「転職=悪」だと思っている人に、『上司に引き止められにくい切り出し方』や『辞めやすいタイミング』などの小手先のテクニックを紹介しても無意味です。なぜなら、芯がないからすぐに丸め込まれてしまうからです。

どんなに引き止められたとしても、人手不足で辞められる空気ではなくても、辞める人は辞めて行きます。

それは、その人のマインドが「転職=善」だからです。

あなたが本当にブラック施設から抜け出したいのなら、「退職=善」のマインドに切り替えなければいけません。

ですが、「はい、今日から"転職=善"だと思い込みましょう」などと言われても無理な話ですよね。

でも安心してください。

管理人は根拠もなく「転職=善」と言っている訳ではなく、そこにはいくつもの理由があるのです。

この記事を全て読めば、自然と「転職=善」のマインドが身につくことでしょう。

そもそもなぜ転職=悪だと思っていたのか

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「転職=善」である理由を語る前に、そもそもなぜ多くの人は「転職=悪」だと思い込んでいるのか。それを説明しなければなりません。

昔から終身雇用制度が一般的な日本では、”新卒で入社した会社で定年まで働き続けるのが当たり前である”という古い風潮が、令和の現代においてもまだ残っています。

逆に言えば、会社は定年まで社員を雇ってあげているということです。

そのため、社員が会社を辞めようとすると「転職は裏切り」、「転職は無責任」、「転職は逃げ」であるという雰囲気が出来上がり、それが「転職=悪」というイメージに変わり今日に至るのです。

しかし、時代は変わりました。

天下のトヨタ自動車社長が「終身雇用はもう難しい」と発言してしまう程に時代は大きく変わってしまったのです。

そうすると社員にも「一生会社に尽くす」なんて義理はなくなる訳です。

つまり、「転職=悪」というのは古い考え方であり、これからの時代は、いえ、もう「転職=善」は既にスタンダードな考え方になっているのです。

これは、介護業界にとっても例外ではありません。

転職=悪ではない理由

前置きが長くなっていましましたが、転職は悪ではない。むしろ積極的に行うべきである理由を紹介していきます。

これを読み終える頃には、あなたも「転職=善」のマインドになっているはずです。

理由1.「転職=悪」で得するのは経営者だけ

「転職=善」という考え方で損をする人がいます。

それはブラック施設の経営者です。

転職することが当たり前になれば、ブラック施設に勤める介護士は一人もいなくなってしまうことは容易に想像できます。

もちろん、経営者はそうなってしまう前に賃金を上げたり、休暇を取得しやすくしたり、きちんと残業手当を付けるなどして、職員を引き止める手を考えるでしょうが、これは全て経営者側からすれば金銭的に損をしていることになります。

だから、「転職=悪」という空気を作り出し、そうすることで職員を繋ぎ止めているのです。

理由2.諸悪の根元はブラック施設

転職することに対し、申し訳なく思ったり負い目を感じる必要は全くありません。

なぜなら「転職する人が悪」なのではなく、「職員に転職を決断させた施設が悪」であるからです。

職員はその施設に不満があるから転職を考えるわけで、その不満を解消する努力を怠った施設にこそ原因があるという前提を忘れてはいけません。

職員に辞めて欲しくないのなら、辞めたいと思わないような施設になるような努力をするのが当たり前ではないでしょうか。

そのことに気付かせてあげるためにも、その施設から抜け出さなければなりません。

一人また一人と辞めて行った時、初めて「このままじゃヤバイ」と労働環境の改善に取り組むことでしょう。

職員が我慢して働き続けるだけではブラック施設はブラックのまま変わることはありません。

理由3.「転職=悪」なら転職者を受け入れるべきではない

おそらく、あなたが働いているブラック施設も中途採用を行っているはずです。

あれ?でもおかしいですね。

「転職=悪」ではありませんでしたか?

本当に「転職=悪」とするならば、中途採用などしてはいけません。だって中途採用者は前の施設から転職してきた、つまり前の施設を裏切ってそこに来た人なのですから。

しかし、実際には中途採用者を喜んで受け入れているのです。

職員が増えるのは都合が良いから何も言わず、職員が減る転職行為には悪だと言う。

損得次第で物事の善悪をコロコロ変えるようなブラック施設で、まだあなたは我慢し続けますか?

理由4.あなたが辞めても仕事は回る

よく自分が辞めた後の施設や職員の心配をしたり、「いま辞められたら困る」と言われて思い留まる人がいますが、そんな心配をする必要は全くありません。

なぜなら、あなたがいなくても仕事は回るからです。

もしも本当にあなた一人が辞めて機能しなくなるのなら、その施設はその時点で崩壊しています。あなたの責任ではありません。

常に人手不足なブラック施設なのに、辞められるタイミングなんて回ってきません。それどころか辞める意思の固い他の職員にどんどん先を越されてしまうでしょう。

何度も言いますが、あなた一人が辞めたぐらいで機能しなくなる施設なら潰れてしまった方がいいです。あなたに責任は微塵もありません。

理由5.転職すれば給料が上がる

誰もが今よりも良い施設を求めて転職を行います。その行動がどうして悪だと言えるでしょう。

お給料が上がる、休暇が取れる、残業が少なくなる。誰だってそういうホワイト施設で仕事をする権利があるし、超売り手市場である介護士はそれが実現しやすいです。

仕事先が見つからないことがないんですよ。言うなれば選びたい放題です。

何度も言いますが「転職=悪」なんて言うイメージは、転職されると都合が悪いブラック施設経営者の言い分でしかありません。

働く側にとっては「転職=善」なのです。

転職するときの注意点

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ここまで読んでもらった人には、「転職は悪いことではない」と理解していただけたのではないでしょうか。

ここからは、転職を決意した際に気をつけなければならないポイントについて解説していきますが、再びブラック施設に入社してしまわないための重要な部分となっています。

必ず転職エージェントに登録する

コチラの記事で詳しく紹介していますが、ブラック企業には以下の7つのような特徴があります。

1.有給休暇が取れない

2.サービス残業が当たり前

3.業務範囲外のことをさせられる

4.常に求人を出している施設

5.アットホームを売りにしている

6.スタッフの挨拶や笑顔が少ない

7.清掃が行き届いていない

これらを見極めてブラック施設への入社を回避する訳ですが、全て自分で見極められるかというと現実的に難しいものがあります。

そこで、あなたに代わって転職エージェントに探してもらうという訳です。

転職エージェントを利用するメリットは以下の記事で詳しく紹介しているのですが、本記事でも簡単にまとめておきます。

・条件に合う職場を探してくれる

・最大35万円の就職祝い金を受け取れる

・施設の内情を知ることができる

・面接等のスケジュール調整

・条件を交渉してくれる

これらのサービスが完全無料で受けられるのは、あなたが就職・転職に成功したら年収の数%に当たる報酬が、施設からエージェントに支払われるからです。

仮に、“転職エージェントを通して転職したあなたがすぐに辞めてしまった”となると転職エージェントは施設にペナルティを支払わなければなりません。

そのため、エージェントはあなたのために(エージェント自身のためでもあるのですが)真剣にホワイト施設を探してくれます。

ハローワークでの転職先を探してはいけない

逆に絶対にしてはいけないことは、ハローワークで就職先・転職先を決めることです。

なぜなら、ハローワークの担当者は施設の内情など知るわけがないし、あなたを就職させたからと言って1円も儲からないため、あなたを”もう絶対にブラック施設に入社させない”というモチベーションがありません。

さらには、転職エージェントから就職することで貰える「最大35万円の就職祝い金」も受け取ることができません。

以下の記事では、介護士がハローワークで就職先・転職先を決めることで発生するデメリットについて詳しく紹介しています。

”ブラック施設から抜け出すためのマインド”のまとめ

「転職=悪」というマインドの人は、転職に否定的になりブラック施設で働き続けてしまう傾向にあります。

しかし、それこそがブラック施設の思惑であり、いいように使われているだけということを理解して頂けたでしょうか。

「転職=善」のマインドに切り替えて、ブラック施設からはさっさと逃げ出してしまいましょう。